ウクライナ通信

ウクライナからの現地情報とウクライナ人の生の声をお伝えします

管理人

安成智子 Tomoko Annari

2002年 関西大学文学部総合人文学科入学西洋史専攻

2005年 同大学大学院文学研究科博士課程前期課程(西洋史専修)に進学

2007年 同大学大学院文学研究科博士課程後期課程(西洋史専修)に進学

12月 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター鈴川・中村基金奨励研究員(研究テーマ「ウクライナにおける『ソユーズ』概念の形成」)

2008年 ロータリー財団の親善奨学生としてウクライナのリヴィウに派遣、リヴィウ大学歴史学研究所に留学

2011年 大学院博士課程後期課程(西洋史専修)単位取得満期退学、リヴィウに戻る

4月 東北地方太平洋沖地震

2011年5月 リヴィウの実業家マルキャン(マレク)・イヴァシチシンМаркіян Іващишинとロックバンド「メルトヴィー・ピーヴェニМертиий Півень」のヴォーカルで俳優のミシコ・バルバラМісько Барбара、バルバラのパートナーで劇団「アラベスク」の主催者スヴィトラーナ・オレシュコСвітлана Олешкоの勧めでチャリティーコンサート「Пісні для Томоко」を開催

以降、ウクライナのリヴィウに本拠をおき、「ウクライナ・ラボ」を主催。

日本・ウクライナ交流関係のイベント開催、日宇翻訳、通訳ガイド、IT技術者のための日本語指導、就職指導、各国語ライティングコンテンツ等を提供。

管理人からの言葉

ウクライナは私にとってもう一つの故郷です。

私が初めてこの地を訪れてから15年、仕事を始めてから10年がたちました。

15年前、日本語を教えた大学生たちの殆どが今はお父さん、お母さんになっています。

様々なイベントやプロジェクトで知り合ったウクライナ人の友人たちは、私にとって何よりも大切な宝物。

15年前からずっと暮らしている西ウクライナのリヴィウは、生まれ故郷の日本と同じくらい大切な場所です。

 

私がこのサイトで届けていきたいのは、生のウクライナ人たちの声と普通のウクライナ人たちの暮らし、そして、日本とウクライナとの交流についてです。

昨年末、ロシアとの国境が緊張感を増してから、日本や欧米諸国からのメディアの来訪が増えていますが、こうしたメディアの繰り出す記事には私達が普段見ているウクライナ人の声はなく、まるでウクライナには「ロシア好き」と「ロシア嫌い」しかいないような、そして、常にその両者がしのぎを削っているかのような作られたウクライナ像がひとり歩きしているように見えます。

更に、ロシアによるウクライナの侵略が激化、欧米でも日本でもステレオタイプに沿った解説が氾濫しています。

 

当サイトでは、こうした政治的なバイアスから離れ、ウクライナ人の生の姿を届けていきたいと思っています。

「ニュース」では、現在、TVやネット、SNSで話題のニュースについて紹介。

「1000人のウクライナ人の声」では、ウクライナ人へのインタビューをとっていきます。有名な人から無名な人まで、十代の学生から年金受給者まで、東部のウクライナ人から西部のウクライナ人まで、様々なウクライナ人の生の声を届けていきます。

また、「Q&A」では、日本の方がウクライナやウクライナ人、ウクライナ語について知りたいこと、知っておいていただきたいことについて書いていきたいと思います。

ご意見やご質問がありましたら、お気軽にお寄せください。

戦線の状況によってはすぐにお返事出来ない場合もありますが、出来る限り皆さんの声を反映していきたいと思っております。

 

管理人

「ウクライナ・ラボ」主催者

安成智子